カスタムノートのよくある質問

印刷時においては、一般的に「合版印刷」「単色印刷」「2色印刷」「4色印刷」「開版印刷」といった用語がよく使われます。以下では、それぞれの印刷方式の選び方について概略を説明します。

正式な印刷はCMYKの4色によって構成されるフルカラー印刷であり、「4色印刷」とも呼ばれます。この方法はほとんどのカラー印刷をカバーできますが、金色や銀色などCMYKで構成できない特殊な色が必要な場合は、「特色印刷」となります。

CMYKはそれぞれCyan（シアン）、Magenta（マゼンタ）、Yellow（イエロー）、Key plate（黒）を意味し、各色の数値は0〜100まで設定できます。使用する色が増えるほど、それぞれの色に対応する印刷版を作る必要があり、基本的なコストも上がります。

よくある「単色印刷」は黒のK値のみを使用し、「2色印刷」は任意の2色を使用します。色数にかかわらず、データ上の色の合計値が250を超えないように注意してください。超過するとインクが乾きにくくなり、裏写りする可能性があります。

印刷作業において、加工の基本単位は「色令」または「仟車」であり、簡単に言えば、1色を1000回印刷するための基本価格です。さらに版代や後加工などにも基本費用がかかるため、印刷数量が1000以下の場合は1部あたりの単価が高くなります。

少量印刷の場合は「合板印刷」をおすすめします。この方法は他の印刷物と一緒に印刷され、専用の版を作る必要がなく、全体のコストが抑えられます。ただし、色の誤差が約10％ほど生じる可能性があり、これは正常な現象です。

完成品において指定された色がある場合は、印刷前に色校正を行い、色の確認をしてから正式印刷を行う必要があります。この場合は専用の版を作成し、印刷機にかける際には現場で色を調整することをおすすめします。

紙は何千種類もあり、広告ページには読みやすいコート紙を、本文ページには書きやすい上質紙（道林紙）をおすすめします。

紙は「條（ジョウ）」という単位で数えられ、異なる製紙メーカーが生産する紙は、同じ名称・ポンド数でも実際の手触りが異なる場合があります。

磊泰では複数のメーカーの紙見本を提供しており、現場で自由に選べます。他と差をつけたオリジナル製品をお作りいただけます。

紙やカスタマイズの流れについてさらに知りたい方は、

サービス項目：カスタマイズノート印刷・製作サービスをご参照ください。

LINEでの無料相談も可能です。LINE ID：@mqh0793i

ご自身で印刷用の原稿を作成される場合は、以下の点にご注意ください。

1. ベクターファイルをご提供ください。入稿はAIまたはCDR形式で、アウトライン化またはカーブ変換された形式にてお願いいたします。wordで作成されたデータをPDF出力することは、仕上がりに差異が出る可能性があるためお控えください。
2. 互換性の問題を避けるため、illustratorはCS5以下、coreldrawはバージョン12以下で保存してください。wordなどの文書ソフトで保存したPDFはご遠慮ください。
3. 色設定はCMYKを使用し、解像度は350dpiで作成してください。ブラックはリッチブラック（四色黒）を使用せず、総カラー値は250を超えないようにしてください。
4. フォントは「標楷体」および「新細明体」の使用を避けてください。これらのフォントはアウトライン化時に筆画の重なり部分が白抜け（アウトラインの抜け）になることがあります。
5. 線の太さについて、広告ページおよび本文ページでは0.2mm以上、表紙データは0.4mm以上にしてください。また、画像サイズの拡大・縮小を使った線の設定は避けてください。

紙は一般的に合版印刷、単色印刷、四色印刷などの方法がありますが、皮素材は主にデジタル印刷やインクジェット印刷が使用されます。これは両者の素材特性が異なるため、それぞれに適した加工方法を調整する必要があり、印刷を完成させるためです。また、印刷方法の違いにより、発色の効果も異なります。

製紙工場が紙を出荷する際、大判紙は「令（れい）」という単位で扱われます。1令は500枚を意味し、各枚は全判、菊全判、半裁などの大きなサイズで構成されています。製紙工場ではA5やB5のような小さいサイズで出荷することはありません。

したがって、特定の数量のノートを製作する場合、原材料の基本単位として何令かの大判紙が必要になります。他の原材料や加工工程においても、それぞれに異なる最低ロットが設定されており、それに満たない場合でも基本料金が発生します。そのため、数十冊といった少量のカスタム注文は消費者にとってコストパフォーマンスが悪く、一定の最小注文数量を設定することが推奨されています。

詳細はこちら：カスタムノートサービス－ノートの製作、印刷、小ロット対応の専門メーカー

量産前に製品の確認のためサンプル作成をご希望の場合は、注文数量が1,000冊以上であることが条件となり、サンプル作成費用を別途頂戴いたします。費用は実際の条件により異なりますが、多くの場合は約3,000元程度で、1回限りです。内ページはすべてデジタルサンプルであり、本番印刷機によるものではありません。

サンプル作成には約7〜15日かかり、確認後に正式な納期カウントが始まります。

工商日誌は分野を超えた専門性を持つため、引渡し用ファイル／納車用セットやギフトボックスなどにも展開可能です。工芸技術の面では、紙製品とビジネス用の合皮製品に関連する範囲をカバーしています。

はい、構造により分類すると、ハードカバー（精装本）、ソフトカバー（平装本）、ルーズリーフ（活頁本）、リングノート（線圈本）があります。以下は、これまでに当社が製作したカスタマイズノートの事例です。

精装本：カスタマイズハードカバーノートの事例
活頁本：カスタマイズルーズリーフノートの事例、
カスタマイズ差し替え式ルーズリーフノートの事例
平裝本：カスタマイズソフトカバーノートの事例
線圈本：カスタマイズリングノートの事例